出羽三山神社からのお知らせ
新型コロナウイルス鎮静祈願 千度大祓並び火祭護摩祈祷斎行のお知らせ(時間変更あり)
2020-04-09
蜂子皇子とは
蜂子皇子は今を遡る事千四百有余年、この地に出羽三山をお開きになられました。その時の皇子が行った難行苦行は羽黒派古修験道として確立され、現代にも連綿と引き継がれております。皇子は「般若心経」の「能除一切苦」の文を唱え、人々の疾患や苦悩を能く除かれたことから、能除仙・能除太子・能除大師などの尊称で呼ばれていました。また、羽黒修験道冬の峰である「松例祭」の由来は、庄内地方に疫病が蔓延し、農作業に従事する農民が次々に亡くなってしまいました。皇子は山麓手向集落の聖山に籠り御祈願されると、百日目の満願の日「悪魔を焼き払え」というお告げがありました。人々は皇子の言葉に従い、悪魔に見立てた大松明を作り焼き払うと、疫病はたちまち退散しました。現在もこの故事に習い、天下泰平・国土安穏・風雨順時・五穀豊穣・万民快楽を祈り、手向集落の古老山伏二人が松聖となり、大晦日が百日の満願となるよう籠りの行を行っています。
千度大祓並び火祭護摩祈祷斎行について
現在新型コロナウイルスは日本のみならず世界中で蔓延し、様々な社会活動や経済活動が制限され、多くの方が命を落としております。出羽三山神社では今一度、この地に蔓延した疫病を退散せしめた蜂子皇子のご験力を仰ぎ、三山大神様の恩頼をいただくべく、下記日程にて千度大祓並び火祭護摩祈祷を行う事が決定いたしました。
記
○千度大祓式
日時:令和2年5月7日(木)午後1時より
場所:蜂子神社
内容:新型コロナウイルス鎮静祈願祭 併 大祓詞奏上
○火祭り護摩祈祷
日時:令和2年5月7日(木)午後1時より
場所:蜂子神社前護摩壇
内容:火祭護摩祈祷
※当社神職奉仕員のみでの奉仕となり、一般の参列はご遠慮いただきます。
※火祭護摩祈祷に合わせて祈祷をお申込みの方はページ下の申込用紙に必要事項を記入の上、ご郵送ください。 (御初穂料1件500円)
神社到着後、神職が護摩木にお名前をお書きし、護摩祈祷にて御祈願致します。
また、お申込みの方には蜂子神社守を後日郵送させていただきます。
護摩祈祷名簿