出羽三山神社からのお知らせ
新型コロナウイルス鎮静祈願 千度大祓並び火祭護摩祈祷 斎行のお知らせ
2020-04-08
蜂子皇子について
』の「能除
一切
苦
」の文を唱え、人々の疾患や苦悩を能
く除
かれたことから、能除仙
・能除
太子
・能除
大師
などの尊称で呼ばれていました。また、羽黒修験道冬の峰である「松例祭」の由来は、庄内地方に疫病
が蔓延し、農作業に従事する農民が次々に亡くなってしまいました。皇子は山麓手向
集落の聖山
に籠り御祈願されると、百日目の満願の日「悪魔を焼き払え」というお告げがありました。人々は皇子の言葉に従い悪魔に見立てた大松明を象り焼き払うと、疫病はたちまち退散しました。現在もこの故事に習い、天下
泰平
・国土
安穏
・風雨
順
時
・五穀
豊穣
・万民
快楽
を祈り、手向集落の古老山伏二人が松聖となり、大晦日が百日目の満願となるよう籠りの行を行なっています。